日光観光の後編になります。
前編は以下です。
後編は、奥日光と言われるいろは坂より上を目指します。
奥日光を目指して
東照宮からバスに乗るため、道路まで戻ります。
既に昼を回っていたのですが、秋の日暮れは早いので途中のファミリーマートで中華まんを購入。
食べながら「西参道入口」バス停を目指します。
バス停はローソンの横で、5人ほど並んでいました。
5人だったら、バスさえ来ればすんなり乗れると思い、バスを待ちます。
華厳の滝と中禅寺湖を目指すには「中禅寺温泉」行きか「湯元温泉」行きに乗らなければなりません。
数分後、バスが来ます。
- バス「満員です。次のバスをお待ちください」
じゃあ、次を待ちます。
- バス「満員です。次のバスをお待ちください」
4台目くらいで数人が降りたのですが、代わりに乗れたのは前に並んだ数人。
そしてまた。
- バス「満員です。次のバスをお待ちください」
うーん。甘く見ていました。
- 妻「もう帰る?」
いや。。せっかくバスのフリー券もあるし。(貧乏性)
さらに2台ほど待ちました。
来ました!「中禅寺温泉」行きのバス!
しかも、半分くらいの乗車率で。
早速乗り込みます。
中禅寺温泉行きバスの中でお昼寝
奥日光までの道のりは途中から一方通行となります。
登りが「第2いろは坂」、下りが「第1いろは坂」です。
出発してすぐは順調に走ります。
そして第2いろは坂にさしかかるのですが・・・渋滞に入りました。
ゆっくり動くバス。
襲い来る睡魔。
意図せず、お昼寝タイムとなりました。
そして目覚めても、バスは終点にたどり着いていません。
帰りに判明したのですが、「明知平」という所までが渋滞していたようです。
バス停にもなっているので、私が乗っていたバスからも数人降りてましたね。
バスの車窓からはロープウェイが見えました。
明知平を通過すると、ようやく中禅寺温泉バスターミナルに到着です。
途中寝ていたので時間が経った感じはありませんが、東照宮を出てから2時間経っていたようです。
華厳の滝
華厳(けごん)の滝は、落差97メートルの巨大な滝です。
中禅寺温泉バスターミナルから歩いて5分くらいの場所にあります。
上から眺めるだけなら無料です。でも滝の上部しか見えず眺めはそんなに良くありません。
という訳でエレベーターで下に降り、滝つぼを見に行きます。
右のきっぷ売り場でエレベーターの昇降券(大人550円)を買います。
エレベーターは左奥の入り口から並びます。
昇降券は、電車の改札のように改札鋏でパチンとしてくれます。
エレベーターは30人乗り。エレベーターボーイ(若くないけど)が誘導してくれます。
到着したら、数メートルの通路を通って、展望台に到着です。
展望台は3層構造です。
下に行けば行くほど良い写真が撮れたのですが、その分水しぶきが多くなります。
写真ではわかりませんが、結構な水しぶきが飛んできます。
お土産屋さんもあり、あったかい牛乳なども売ってました。
滝を見終わったら通路に戻り、エレベーターで地上に戻ります。
地上に戻ると、いろんなお店が目につきます。
小腹が空いたので、餃子コロッケを買って食べました。
うん。餃子をコロッケの中に入れたものだ。
普通に餃子の味がします。
その他にも色々と売ってます。
焼き魚。
究極のかれいぱん。(カフェで売ってます)
この他、焼きとうもろこしや焼き栗など色々ありました。
焼き栗はその場でぐるぐる回る機械で焼いていて、作る所を子供が張り付いて見てました。
さて、次の目的地の中禅寺湖に向かうため、中禅寺温泉バスターミナル方面に戻ります。
華厳の滝敷地入り口に綺麗な紅葉があって、みんな写真を撮ってました。
標高が高いだけあり、寒暖差が激しいため綺麗に色づいていました。
中禅寺湖
中禅寺湖は火山でせき止められて出来たせき止湖です。
華厳の滝から10分ほど歩いただけなのに、既に夕暮れの気配です。
奥にスワンボートがいっぱい浮かんでます。
インスタ映えしそうだなーと思いながら色々撮ってみましたが、なかなか目でみた景色には敵いません。
湖のほとりを散策した後、あまり遅くなると帰れなくなるので戻ります。
戻っている最中に撮った写真。
これが一番綺麗でした。
この後、空が紫色に綺麗に染まったのですが、写真に撮るタイミングが掴めず。残念。
バスに乗る前に腹ごしらえ
お昼はきちんと食べなかったし、まだ時間的に少し余裕がありそうなので、何か食べようと食べ物屋さんを物色します。
何件かお店を巡った後、舞茸の天ぷらに惹かれて入ってみました。
(お店の名前は失念してしまいました。)
天ぷら定食に惹かれて入ったのに、なぜか頼んだのは舞茸の天ぷら蕎麦(1,080円)。
妻は湯葉ラーメン(860円)を食べました。
食べてから気付く。私は車酔いしやすいので、お腹にもたれる天ぷらはあまりよろしくなかったのでは、と。
でも、天かすまで綺麗に食べました。やっぱりお腹空いていたんですね・・・
さあ、バス停へ。でもトラブル発生!
お腹いっぱいでお店を出る時には、既に真っ暗です。
お店を出て、あとはバスに乗って帰るだけ。
お店はバスターミナルのすぐ前なので、バス停が見えます。
そして、異変に気づきます。
- めっちゃ人が並んでる!!!
予定では、暗くなってくる頃には皆帰り始めて、余裕で乗れると思っていたのです。
並びは、バスターミナルからはみ出して華厳の滝入り口の方まで伸びてます。
ざっくり絵にしてみましたが、赤い線のように右上側に向かって並んでました。
400~500人は居るのではないでしょうか。
最終のバスが20時とは言え、この人数が全部乗れるのか不安が募ります。
なので、妻に係員に状況を聞いてきて貰いました。
- 妻「明知平が渋滞してて普段45分かかる所を2時間かかってるらしいよ」
ふむふむ。
- 妻「バスが5,6台向かってるから、全員乗れますよ、だって」
それなら安心。奥日光に取り残されるのは回避できそうです。
でも、待つのは長いです。それに寒くなってきました。
ひたすら待ちます。
周りの並んでいる人は、ほとんどが外国人です。日本語は聞こえてきません。
そして、どこに行くのかたまにグループごと脱落して行きます。
ヒッチハイクしている人も居ました。
さらに時間が経って。
ついにバスが到着しました。
と思ったら、どんどんバスが到着します。
本当に詰まっていたんですね。
途中、ホワイトボードに当日のバスの状況が書かれていました。
- 日光駅→中禅寺温泉は、通常45分のところ、2時間
- 中禅寺温泉→日光駅は、通常40分のところ、90分
と書かれていました。
ついでに、バスターミナルの建物にはトイレがあり、19時まで利用可能となっておりました。
そしてどんどんバスが出発してゆき、私たちもやっとバスに乗れました。
私たちがバスに乗った後も乗車待ちの人の列はまだまだ続いていましたが、バスも続々と続いていました。
帰りは渋滞もなく、スムーズに進みました。
いろは坂の下りはバスがギリギリなのにそれなりのスピードで通るのでかなりヒヤヒヤしました。
あとはこれからドリフトでもするのかなー的な車がカーブに駐車していて、バスの通過を邪魔していたくらいですかね。
無事東武日光駅へ
駅前でバスを降車し、ライトアップされている駅に向かいます。
帰りは特急が満席なこともあり、普通列車で帰りました。
出発は「とうきょうスカイツリー駅」でしたが、帰りは「押上駅」まで乗りました。
駅名は違いますが同一駅扱いとのことです。
乗っていた電車が東京メトロ半蔵門線に乗り入れる電車だったため、乗り換えもなく非常に便利でした。
以上、日光旅行記でした。
それでは今日も良い旅を。